令和元年秋期 ITサービスマネージャ 午前II 問12
システム運用サービスを提供するデータセンタにおいて,サーバに仮想化技術を用いることによって得られる利点のうち,適切なものはどれか。 ア サーバクラスタリングシステムの処理能力を増強する場合,より高速なCPUに変更すれば,ソフトウェアの基本ライセンスの見直しをしなくてよい。
イ 大規模データの分散処理を実現するソフトウェアApache Hadoopを用いて構築したシステムの場合,1台の物理サーバ上に構築した環境を用いて,処理能力を検証できる。
ウ データセンタ全体の電力消費量を削減するために少数の物理サーバに処理を集約する場合,ライブマイグレーションを行えば,移行する際にサービスを停止しなくてよい。 エ 物理サーバの台数を削減する場合,仮想サーバを,応答時間の長い時間帯が重ならないようにして,少数の物理サーバ上に再配置すれば,現状の応答時間を保証できる。